さよならドストエフスキー
本棚から本があふれてくると、適当に処分してスペースを作る。
「残す本」と「残さない本」に振り分ける基準は、「また読み返したいと思うかどうか」で決めている。
しかし、読んでいない本は、この基準で決めづらい。
結局、「まだ読んでないから、そのうち読もう」と本棚に戻すことになるものの、「そのうち読もう」と本棚に戻した本はやはり読まないままなのだ。この調子で毎回ブックオフ行きの危機を免れるレギュラーメンバーは、「ドストエフスキー」。
大学生の時、カラマーゾフの兄弟を20ページで挫折して以来、大きな壁として立ちはだかるドストエフスキー。カラマーゾフ以外なら読めるかも、と他の作品を買い足してもやはり同じ。
正直、読みたくて買っているわけではない。「ドストエフスキーも読んじゃう自分」に酔っている、本を買う動機はそれだけ。
読みたい本だけ買えばいい。20年目にして、やっと自分に素直になれたかも。
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