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2009年8月 8日 (土)

会話ノルマ

「会話ノルマ」。これは立ち読みした本の中にあった言葉である。
本のタイトルはたしか、『妻の相談に乗ってはいけない 』(学研新書)織田 隼人著(だったと思うのだが・・・激しく数冊立ち読みしていたので定かではないが、多分そう)。

「仕事で疲れきった夫が帰宅するや否や、妻が機関銃のようにしゃべりまくるのはなぜか」という疑問の答えとして、

「人には一日にはたすべき会話ノルマがある。しかし、例えば妻が一日中家にいて、日中コミュニケーションをとる機会が少ない場合、ノルマが達成されないまま夜を迎えてしまう。勢い、帰宅後の夫を相手にノルマを一気に達成しようとするのだ」という趣旨の説明がされていた(うろ覚えですが)。

これを読んでから、私は人の機関銃トークに寛容になった。

実家へ帰ると、一人暮らしをしている母が激しい土砂降りのごとく話す話す話す。
夏休みで帰省している旧友と数年ぶりに会えば、これまた「制限時間5分で原稿用紙1万枚分話せ」といわれたかのような勢いで話す話す話す。
女子が3人以上集まれば、ほんとに他愛の無い話が「延々の10乗」くらい続く続く続く(楽しいんだけど、途中で眠くなる。基本的に聞き役なので)。

以前はこうした相手からの一方的なお話を伺う度、大変うんざりした気持ちになり、もう会うのを止めようか(さすがに母親はそうはいかないが)とまで悩んだこともあるのだが、

「そうか、今彼女は会話ノルマを果たしているのだわ」

と思えば苦にならなくなった。

なお、「会話ノルマ」は、「話す」という形式だけでなく、日記とかブログとか、とにかく何らかのアウトプット手段によって果たす事ができるらしい。
9割方聞き役の私自身は、「話す」ことでノルマを果たす部分は結構少ないのだが、その分こうやってブログなどで補っていると思われる。
たしかに、無性に書きたくなることもありますしね。


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