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2009年6月14日 (日)

クラリネットの響き

とあるカフェスペースで休憩していたら、無料ライブが始まった。
あたたかな管楽器の音が聞こえる。
夫「これ何の楽器かな?」
私はチラッと演奏者をみて、黒い管楽器を演奏していることを確認し、「クラリネットじゃない?」と言った(自分の中で管楽器に関する知識といえば、「黒=クラリネット」が精一杯なのです)。

「あ、そう?オーボエかなと思ったけど。クラリネットもなかなかいい音色だねぇ。」
と、しばし”クラリネット”の演奏を楽しんだ。

夫は「♪ドとレとミとファとソとラとシ音がー 出なーい」と歌いながら、「クラリネットの響きいいなぁ。クラリネットのCDでも買おうかなぁ」とご機嫌であった。

そこで我々は、その後CDを買いにCD屋へ行った。

クラリネットコーナーへ行くと、CDが2枚肩身が狭そうに置いてあった。

夫、さんざん迷った挙句、「クラリネット・ムード」というタイトルのCDを手にとる。
「・・・でもこれ、何かちょっと失敗しそうな気がする」とつぶやきながら。

そして帰宅後、CDを再生してみるとそれは「ちょっと」どころではなく「かなり」失敗であったことがわかった。
「ムード」というタイトルそのままに、メジャーな曲がムードたっぷりに演奏されている。
ええ、その「ムード」というのは、ピンクの照明が似合いそうな「ムード」のことです。「ムード歌謡」的な。

しかし、「ムード」もさることながら、「こんなに低い音だったかな?」と夫が怪しみだした。
「もう少し高い音色だったような・・・」と頭を抱える彼。

私は自分が「クラリネットじゃない?」と言った手前、責任を感じて、今日行ったカフェのサイトを探した。そしてそこに、「ライブのお知らせ!○月○日17:00~ オーボエ 演奏者:○山○美」
と書いてあることを発見したのだ。

夫よ、あなたの最初の判断は正しかった。
あなたが魅了された音色、それはオーボエです。
そして目の前にあるのはクラリネットの「ムード」CD。

どう頑張っても鑑賞するシチュエーションを思いつけないCDを前に、打ちひしがれた私だった。

まぁ、でももしかしたら何かで「クラリネットで演奏されたムード音楽」が必要になるかもしれないし・・・。


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