« 「読書進化論」 | トップページ | カットソーを新調したはずが »

2008年10月 5日 (日)

「勝間和代の日本を変えよう」

この本は、ワーキングマザー、ワーキングプア、ポスト資本主義と結構盛りだくさんの内容だったのだが、最近の自分の経験とあわせて書き留めておきたいと思ったのは次の一文。

同書p55より引用
「私は、「社内改革ができるのはどんな人か」と聞かれると、「会社を辞める人ができる人だ」と答えます。退出オプションがある人でないと、根っこからの改革の意見を言うのは難しいと思うからです」

この前出た飲み会に、20代半ばの男の子が来ていた。
彼の奥さんが弁理士の試験に受かった、という話題になって
「これで俺も組織に物が言える!」と叫んでいたのを思い出したのだ。

奥さんが弁理士として仕事を開始すれば、彼の年収を上回る可能性もある。
そうなれば自分は一家の大黒柱の座を譲り渡せるから、
これまで組織での立場を考えて我慢していた言いたい事をどんどんいえるゾ、という訳。

前出の文章は、最近の若い世代でフリーランス志向が高まっていて、自分のスキルを磨くことに熱心な人が多い、という文脈の中で出てきたもの。
この彼の例は若干色合いが違うけれど、こういう退出オプションもありだなぁと思った次第。

いずれにしても、「ここにしがみついていないと」という状況であるのと、何らかの別の選択肢を持っているのとでは、精神的なゆとりがまず違ってくる。それによって、見えてくるものや行動も変わってくる。

件の20代男子には、ぜひガンガンと組織に物を言ってほしいものであります。

« 「読書進化論」 | トップページ | カットソーを新調したはずが »

コメント

しかし、組織を変えるには時間と愛情も必要であったりする。なんてね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 「読書進化論」 | トップページ | カットソーを新調したはずが »